◎双子ちゃんや三つ子ちゃんを妊娠したら
「多胎ファミリー教室(多胎プレパパママ教室)」に参加してみよう
多胎は単胎とは異なる妊娠経過をたどり、家族や周囲の協力が必要です。本やネットだけではわからないリアルな多胎妊娠~子育てを学び、先輩ファミリーと直接お話することのできる「多胎に特化した妊婦教室」の必要性が高まり、少しずつ各地で開催されるようになりました。
ふたごさんあつまれでも年に2回開催していますが、周辺の多胎サークルや多胎支援団体(多胎ネット)でも開催されており、特に2020年からは全国でオンライン教室が開催され、ご自宅で受講ができるようになっています。
お住まいの地域の教室であれば、その地域の社会資源などの情報が得やすく、同じ病院で出産する妊婦さんと出会えることがあります。ただ、どこの教室でも基本的な知識を得ることができますので、ぜひご家族揃って一度ご参加くださいね。
また、妊娠中に地域の多胎サークルにも参加してみましょう。
先輩ママ達が出産から産後、育児に至るまでいろいろアドバイスをしてくれます。また、一度参加してサークルの雰囲気を知っておくと、産後に参加しやすいですよ。
体調をみてぜひ足を運んでみてくださいね。
◎地域の多胎サークルに参加してみよう
地域のサークルには、同じように多胎児を育てている方が遊びに来ます。
多胎育児の情報交換や地域のお出かけ先、買い物先、通院先などなど多胎家庭ならではの視点で、「あるある!」「そうそう!」という発見があります。そして、その場にいるふたごちゃんや三つ子ちゃんを見ることで、半年後、1年後、2年後はどんな成長をしているのかなぁ、半年前、1年前、2年前からはすごく大きくなったなぁと感じ、得ることがたくさんあります。
またサークルを運営しているのは多胎児を育てている先輩ママが多いので相談に乗ってもらったり、他のママとお話ししている間赤ちゃんを抱っこしてもらったり、遊んでもらったり。
お出かけするのがとても大変な多胎家庭。もし行ってみようかなと思ったら、一歩踏み出して遊びにいらしてくださいね。遅れたってOK。ふたごさんあつまれのスタッフはみんな双子のママで、お手伝いくださる方も多胎育児に理解のある方ばかりなので、安心していらしてくださいね。
◎育児グッズが必要なときは
リサイクルやフリマを利用しよう
多胎児の場合、育児に必要なグッズが複数必要なことがあります。また洋服などもお揃いのものを揃えるのはなかなか難しいこともありますが、実際に使用する期間は短いので、リサイクルを上手く利用しましょう。LINEグループなどでやりとりしているサークルもありますし、イベントとしてフリーマーケットを開催しているサークルもあります。
ふたごさんあつまれでは、イベント時にお譲りブースを設けたり、ホームページ「よかったらどうぞ」で募集したりしています。(基本無料ですが、高価なグッズに関してはフリマのように有料にしています)
大阪府内には、春と秋にリサイクルやフリマを開催いている多胎サークルが2か所(大阪市阿倍野「ルルロロ」、守口市「ジェミニ」)あります。ここではふたごちゃん・みつごちゃんのお洋服や育児グッズなどが一度に見れて良心的なお値段で買えますよ。開催前にはふたごさんあつまれのSNSからも詳細をお知らせしますので、各自お申込みの上ご参加ください。
◎大阪母子医療センターや大阪大学の
多胎家庭向けのイベントにも参加してみよう
地域のサークルでも季節毎のイベントをしていますが、たまには大阪母子医療センター(和泉市)や大阪大学ツインリサーチセンター(吹田市)でも年に1回大きなイベントを開催しています。
お出かけがてら遊びに行ってみてくださいね。
豊中市では、2021年7月から「多胎妊婦健康診査受診券(追加補助)」「多胎児家庭育児支援事業&ファミリーサポート利用補助」がスタートしました! ▶︎まとめたブログはこちら
追記)2024年7月から「多胎児家庭育児支援」の利用回数や利用時間帯が増え、より使いやすくなっています。年度内の利用となるため、毎年年度末に申し込みが多すぎて、利用できないことがありますのでお気をつけくださいね。
豊中市で子育てをしている親子が健やかに成長するサポートをしてくれます。子育てに関する悩みは抱え込まずに相談してくださいね。「もしもし相談(電話相談)」「ふれあい相談(面談)」の他にも必要に応じて保育士が家庭訪問してくださる「育児支援家庭訪問」もあります。多胎児育児に理解があるので、「しんどいなぁ」「成長の差があって気になる」などあれば、気軽にお電話してみてくださいね。ママだけじゃなくてパパも相談できますよ。
地域で子育ての援助が必要な方と、子育ての援助ができる方とを結びつける会員制の育児支援ネットワークです。とよなかファミリーサポートセンターでは多胎家庭でも利用しやすいよう工夫をしてくれています。
双子や三つ子など外出困難な家庭は援助会員が自宅に訪問してくれ、話し相手になってくれます。
生後1ヶ月から利用できますが、産後は外出しにくいので妊娠中に手続きしておくと安心ですよ。
9ヶ月を過ぎてくると人見知りが出てきて、訪問してもらってもママから離れなくて困ったというお話も伺います。定期的にお願いする場合は早めにちょっとしたお散歩の同行などからお願いしてはどうでしょう。
ファミリーサポートや子育てサロン、子育てサークルなどの子育てに関するボランティア情報を提供しています。校区ごとにある子育てサロンは地域の民生委員や近所の方と知り合うことができるので、いろいろな地域情報の交換や相談もできますよ。また、家事援助など手助けが必要な場合もこちらにご相談くださいね。
子育て支援センターや育児情報など、豊中市で子育てをされている家庭に必要な情報がぎゅっとまとまっています。
公共施設等には冊子が置いていますが、市のホームページからはPDFで閲覧可能です。
子育てに関する情報が詰まっていますので、手に取る機会がありましたら一冊はお手元に。
日本多胎支援協会(JpMBA)
多胎妊娠から多胎育児の情報が多く寄せられています。多胎児育児の動画コンテンツや書籍紹介なども加わり、妊娠期から育児期までの正しい知識が詰まっています。また全国の多胎ネットやサークル検索もできますよ。ぜひ一度ご覧ください。
大阪府内の多胎サークルの支援や講演等行っています。大阪府内にお住まいの方は「ふたごみつご交流の場マップ」でお近くのサークルを探してくださいね。いい出会いがありますように。
万博記念公園の隣にある大阪大学吹田キャンパス内にセンターがあります。ふたご研究のボランティアも募集しています。詳しくはHPをご覧ください。
全国の双子・三つ子家庭と子育てを応援したい人が集まる場をオンラインで作っています。
「ふたごのへや(LINEオープンチャット)」「ふたごのいえ(有料会員制)」「おしゃべりのへや(オンライン交流)」「つなげる相談室(個別のおしゃべり)」「ピアサポ養成講座」のほかにも「液体ミルク(グリコのアイクレオ)購入窓口」などなど。詳しくはHPをご覧ください。
ベビーシッター派遣事業を行っている協会です。ベビーシッターの費用の割引が受けられます。詳細は協会HPをご確認ください。